答え
条例で定める議員報酬の月額は、議長74万円、副議長70万円、議員65万円です。期末手当は6月と12月に、月額の1.2倍の220パーセントずつ支給されます。条例どおりに計算すると、一般の議員の年額は約1,123万円になります。ほかに手当はなく、費用弁償は旅費のみです。
確認|根拠:吹田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例(令和8年5月28日現在の条文)・吹田市「議員の報酬、手当にはどのようなものがありますか。」(2022年9月1日更新)
くわしく
条例で決まっている金額
議員報酬は、市議会が自ら議決する条例で決まります。根拠は「吹田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例」(平成20年9月19日条例第19号)です。
| 役職 | 議員報酬の月額 |
|---|---|
| 議長 | 740,000円 |
| 副議長 | 700,000円 |
| 議長・副議長以外の議員 | 650,000円 |
支給日は毎月20日です(第6条)。市の案内は「その他に支給される手当はありません」としており、費用弁償は職務で旅行するときの旅費だけです(第8条)。
期末手当と年額の計算
期末手当は6月1日と12月1日を基準日として年2回支給されます(第9条)。額は、議員報酬の月額に20パーセントを加えた「期末手当基礎額」に、220パーセントを掛けた額です(在職期間が6か月未満のときは割合が下がります)。条例どおりに、一般の議員(月額65万円)で計算すると次のようになります。
| 内訳 | 計算 | 金額 |
|---|---|---|
| 議員報酬(年12か月) | 650,000円 × 12 | 7,800,000円 |
| 期末手当(6月) | 650,000円 × 1.2 × 2.2 | 1,716,000円 |
| 期末手当(12月) | 650,000円 × 1.2 × 2.2 | 1,716,000円 |
| 年額の合計 | 11,232,000円 |
同じ計算で、議長は約1,279万円、副議長は約1,210万円になります。税金や社会保険料を引く前の額です。この年額は市が公表している数字ではなく、条例の条文から当サイトで計算したものです。計算式を載せていますので、ご自身でも確かめてください。
民間の平均給与と比べると
国税庁の民間給与実態統計調査(令和6年分、2025年9月公表)では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与は478万円、正社員は545万円です。議員報酬の年額はその2倍を超えます。
政務活動費は別です
議員報酬とは別に、政務活動費が議員1人あたり月額11万円(年132万円)、会派に対して交付されます。使えるのは調査研究その他の活動に必要な経費に限られ、収支報告書は市公式サイトで公開されます。平成28年度分からは領収書などの書類も公開対象です。使わなかった残額は市に返還します。
働かない議員への歯止め
この条例には、報酬を減らす規定もあります。
- 定例会の会議等をすべて欠席した場合は、議員報酬を支給しない(第4条)。病気、出産、育児、介護、刑事事件での身体の拘束などは例外です
- 療養で定例会を連続して欠席した場合は段階的に減額(第5条)。3回連続で80パーセント、4回で60パーセント、5回で40パーセント、6回で20パーセント、7回以上はゼロになります
よくある追加の質問
- 議員報酬は誰が決めるのですか?
- 市議会が条例で決めます。金額を変えるには条例の改正が必要で、議案として本会議で審議・採決されます。改正された条例は市公式サイトの「最近の議会で制定・改廃された条例」に掲載され、本文は吹田市例規集で読めます。
- ボーナス(期末手当)は何か月分ですか?
- 条例では月数ではなく割合で定められています。1回あたり「議員報酬の月額の1.2倍の220パーセント」で、年2回です。月額に対する比率でいえば年間で約5.28か月分にあたります。
- 政務活動費は自由に使えるのですか?
- 使えるのは調査研究その他の活動に必要な経費に限られ、会派ごとに収支報告書を市に提出します。報告書と領収書などの書類は市公式サイトで公開され、誰でも確認できます。使わなかった分は市に返還します。
- 議員報酬が減額されたことはありますか?
- 条例は繰り返し改正されており、直近では令和8年1月8日の改正(令和7年12月1日から適用)と令和8年5月28日の改正があります。過去には特例条例で減額が行われたこともあります。改正の内容は市公式サイトの条例のページと会議録でご確認ください。
- 議員は他に収入を得てもよいのですか?
- 地方議会議員は非常勤の特別職で、兼業は法律上の制限の範囲内で可能です。ただし市と請負関係にある企業の役員などは兼業が禁止されています。個々の議員の兼業の有無は公表されていません。
出典
- 吹田市議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例(令和8年5月28日現在の条文、PDF)(令和8年5月定例会)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/003/980/R0805gikai/shikaigian5.pdf
- 吹田市「議員の報酬、手当にはどのようなものがありますか。」(2022年9月1日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/1000123/1017387/1017403/1007851.html
- 吹田市議会「政務活動費」(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/shigikai/1017065/1017069/index.html
- 吹田市「最近の議会で制定・改廃された条例」(2026年7月28日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1020093/1003980.html
- 国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」(2025年9月公表)https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan/gaiyou/2024.htm
いずれも2026年9月18日に内容を確認しました。年額は条例の条文から当サイトで計算した目安で、市が公表している数字ではありません。計算式を載せていますのでご確認ください。
にしおか友和の関わり
にしおか友和の考えは「税金でメシを食べる人が、納税者より贅沢をしてはいけない」です。議員報酬は市民が納めた税金から出ています。市民の平均給与が478万円のときに、議員が1,000万円を超える報酬を受け取っている。この事実は、まず隠さずに示すことから始めるべきだと考え、条例の条文と計算式をこのページに載せました。金額の是非は市民が判断することです。
そのうえで、受け取る以上は働く義務があります。にしおか友和は2019年7月の初質問以来、毎定例会で本会議の個人質問に立ち、質問と市の答弁の要旨をすべて公開しています。政務活動費も、使途と収支は公開が原則で、使わなかった分は市に返還されます。
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この情報の更新について
- 2026年9月18日 公開
議員報酬条例が改正されるたびに見直し、基準日を更新しています。内容が古くなっている、誤りがあるという場合は、ご相談ボタンからお知らせください。