答え
北千里駅前地区市街地再開発準備組合が進める民間施行の第一種市街地再開発事業です。区域は約3.5ヘクタール、住宅は約500戸、駅前広場を約900平方メートルから約4,000平方メートルへ広げる計画案です。2026年1月に都市計画審議会へ報告されましたが、都市計画決定はまだで、完成時期も決まっていません。
確認|根拠:吹田市「北千里駅前の再整備」(2026年5月26日更新)・都市計画審議会報告資料「(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業について」(2026年1月30日)
くわしく
どんな計画ですか
北千里駅前(古江台4丁目周辺)の「千里北地区センター」を建て替える計画です。市が主体ではなく、地権者でつくる北千里駅前地区市街地再開発準備組合が施行者となる予定の、民間施行の第一種市街地再開発事業です。市は補助や都市計画の手続きで関わります。
| 項目 | 準備組合の計画案 |
|---|---|
| 区域 | 約3.5ヘクタール |
| 建物 | 商業・公益棟(高さ約25メートル)と住宅・商業棟(高さ約98メートル)に分離。商業は3階層以下に配置 |
| 住宅 | 約500戸(当初案の約700戸から縮小) |
| 駅前広場 | 約900平方メートルから約4,000平方メートルへ拡大。車中心から人中心の駅前に |
数値は2026年1月30日の都市計画審議会に報告された「準備組合が考えるまちづくり計画の概要(案)」によります。都市計画決定の前の案であり、今後変わることがあります。
なぜ建て替えるのですか
千里北地区センターは、千里ニュータウンの計画段階で青山台・藤白台・古江台の3住区の生活を支える拠点として整備され、開設から50年以上がたちました。市の資料は、建物の老朽化と陳腐化、利用者ニーズとのずれ、周辺施設とのつながりの弱さ、バリアフリー上の課題、自動車中心の動線を課題に挙げています。北千里駅は阪急千里線の終着駅で、いまは隣接市の住民の通勤・通学も支える交通の結節点になっています。
これまでの経過
- 2016年4月「北千里駅周辺活性化ビジョン」を策定
- 2022年4月地権者により北千里駅前地区市街地再開発準備組合が設立。7月に市が民間施行で進める方針を確認
- 2022年10〜12月環境影響評価提案書の提出と意見交換会。質問書4通・意見書49通(31名)が寄せられ、環境影響評価審査会の助言でアセス手続きはいったん立ち止まる
- 2023年10月〜北千里駅前まちづくり意見交換会を開催(全10回の予定。2025年12月時点で第8回まで、のべ426名が参加)
- 2024年11月都市計画審議会に事業の概要を報告
- 2025年2月景観まちづくり審議会に事業の概要を報告
- 2025年5月施設規模を見直した計画で環境影響評価提案書を再提出
- 2026年1月30日都市計画審議会に報告(区域・方向性・計画案・都市計画手続のスケジュール)
いつ完成しますか
完成時期は決まっていません。市街地再開発事業は、都市計画決定 → 組合設立の認可 → 権利変換 → 工事という順に進みます。北千里駅前はまだ都市計画決定の前の段階です。にしおか友和が2023年2月定例会で取り上げた時点では、令和7年度に都市計画決定、令和10年度に着工、令和19年度に完了という想定が示されていました。その後スケジュールは後ろにずれており、2026年9月時点では、予定されていた2026年11月の都市計画決定は延期される見込みです(にしおか友和が議会で把握している状況。市公式サイトには新しい時期は示されていません)。
すでにできたもの
再開発の区域とは別に、北千里小学校の跡地(古江台4丁目)では、児童センター・北千里地区公民館・図書館が入る複合施設「まちなかリビング北千里」が2022年11月に開館しました。隣接地には2025年7月24日に商業施設「北千里グリーンプレイス」が開業し、まちなか広場も整備されています。
よくある追加の質問
- 高さ98メートルのマンションが建つのですか?
- 準備組合の計画案では、住宅・商業棟の高さが約98メートル、商業・公益棟が約25メートルとされています。あくまで都市計画決定前の案で、これまでも住宅戸数が約700戸から約500戸へ見直された経緯があります。最終的な高さや戸数は都市計画の手続きのなかで決まります。
- 住民の意見を言う機会はありますか?
- 2023年10月から「北千里駅前まちづくり意見交換会」が開かれ、2025年12月時点で第8回まで、のべ426名が参加しました。全10回の予定です。都市計画の手続きに入れば、都市計画法に基づく案の縦覧と意見書の提出の機会があります。開催案内は市公式サイトに掲載されます。
- 環境影響評価(アセス)はどうなっていますか?
- 2022年10月に提案書が提出されましたが、意見交換会で多くの質問・意見が出て、環境影響評価審査会の助言により手続きはいったん立ち止まりました。その後、施設規模を見直した計画で2025年5月に提案書が再提出されています。
- いまのショッピングセンターはいつまで使えますか?
- 市公式サイトに閉鎖や解体の時期は示されていません。都市計画決定も組合設立の認可もこれからの段階です。決まり次第、市から案内があります。
- 保育所や図書館などは入りますか?
- 市の立地適正化計画は、この区域で保育所・認定こども園(60名以上)、児童館、子育て支援施設、大学、図書館、コミュニティセンターを誘導施設として位置づけています。市の資料は、この区域を0歳から5歳の人口に対して待機児童が多く保育所等が不足している区域としています。実際に何が入るかは今後の協議によります。
出典
- 吹田市「北千里駅前の再整備」(2026年5月26日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1017979/1020321/1022469/1023606/index.html
- 吹田市都市計画部計画調整室「(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業について」都市計画審議会報告資料(PDF)(2026年1月30日)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/036/640/130gian.pdf
- 吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1017979/1020321/1022469/1023606/1029300.html
- 吹田市「(仮称)北千里駅前地区第一種市街地再開発事業に係る環境影響評価」(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1018079/1022171/1018113/1041768/index.html
- 吹田市「市街地再開発事業」(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1017979/1020321/1018136/1010378.html
いずれも2026年9月18日に内容を確認しました。計画の数値は都市計画決定前の案であり、今後変わることがあります。最新の状況は市公式サイトと、本サイトの議会質問ページでお伝えします。
にしおか友和の関わり
にしおか友和は藤白台在住で、北千里駅前の再整備を2019年11月定例会から継続して取り上げてきました。2023年2月定例会では事業スケジュールと権利者の合意形成を質し、市は大規模地権者との協議状況と、個人権利者を含めた全員の合意が必要であることを答弁しました。まちなかリビング北千里の整備、意見交換会の進め方についても質問しています。「決まってから知らされる」のではなく、途中経過を住民が知り、意見を言えることが大切だという立場です。
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この情報の更新について
- 2026年9月18日 公開
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