市政報告とは
私は、定例会が終わるたびに「市政報告」を発行しています。議会で何が議論され、何が決まり、自分が何を質問したのかを、A4の紙1枚にまとめたものです。駅頭や地域で配布し、後援会のみなさんにもお届けしています。
このページでは、その全号をPDFで公開しています。あわせて各号の要点を文章でも載せているので、PDFを開かなくても内容が分かります。数字や固有名詞はPDFの本文のとおりです。
発行元は吹田市議会会派 立憲民主党です。2025年5月までは会派名が「民主・立憲フォーラム」でした。過去号の表記はその当時のままにしています。
2026年11月号|市民病院が3年連続の赤字、市は「構造的な課題」と認めました
この号の主役は市立吹田市民病院の経営です。令和7年度の決算で、病院の純資産はマイナス10億3,500万円になりました。元手より積み上がった赤字のほうが大きい「債務超過」の状態です。決算の赤字は令和5年度から3年続いています。手元の現金は令和5年度末の35.4億円から令和7年度末の22.2億円へと2年で約13億円減り、繰越欠損金(累積赤字)は46億2,000万円です。
私は9月11日の本会議で、赤字が続く理由、431床という病院の規模、4年後も赤字を見込む新しい経営計画、市が病院をどれだけ支えているかを市民に分かる形で示すこと、の4点を質問しました。紙面では、市が赤字を「構造的な課題」と認めた答弁を中心に、4つの質問と市の答えをまとめています。
裏面では、9月定例会で審議された暮らしに関わる議案を紹介しています。千里中央〜北千里(71系統)の自動運転EVバスの取り組みへの参画、旧市営岸部中(北)住宅の跡地に建てる認定こども園と防災備蓄倉庫の複合施設の工事契約、片山浄水所の処理能力を増やすための井戸用地の取得などです。あわせて、シルバー人材センターへの支援、先生が休憩時間を取れているか、中学校給食と栄養教諭についての質問と市の答えも載せています。
2026年9月号|人口増加率は中核市で1位、経常収支比率は62位
最新の国勢調査で、吹田市の人口は394,503人になりました。5年間で8,936人、2.32パーセントの増加です。公表された速報値から計算すると、全国62の中核市の中でいちばん高い伸びでした。大阪府の発表では府内で2位です。
一方で、同じ62市の物差しで財政を見ると、課題も見えてきます。経常収支比率は101.0パーセントで、中核市62市中62位です。毎年決まって入ってくるお金のうち、毎年決まって出ていくお金が占める割合を示す数字で、100を超えると新規事業に回す余力は計算上ゼロになります。
人が集まるのは喜ばしいことです。ただ、増えた人口を支える学校や保育、道路や上下水道の負担も同時に増えます。この号では、その両面を数字で示しました。
2026年5月号|北千里駅前の再開発、タワーマンションありきでは許されない
北千里駅前にある「千里北地区センター」は、まちびらきから50年以上が経過し、建物の老朽化が進んでいます。エレベーターや段差などのバリアフリーも、今の時代には十分とは言えません。吹田市は、この駅前を「人にやさしく、にぎわいのあるまち」へ生まれ変わらせる計画を進めています。
これまで9回にわたって開かれた住民との意見交換会には、のべ426名が参加しました。この号では、車より人が中心の駅前へという方向性を含め、計画の中身と論点を整理しています。都市計画審議会の実施内容も抜粋して掲載しました。
私の立場は「タワーマンションありきでは許されない」です。住民が納得できる合意形成と、市の負担の説明を求めてきました。
2026年2月号|令和8年度予算、未来への投資と財政規律の両立を問う
吹田市議会は、新年度(令和8年度)予算を決める2月定例会を3月24日に閉会しました。一般会計は約1,820億円で、子育て・教育やデジタル化への投資が特徴です。一方で、物価高による契約金額の増加、老朽化したインフラの更新、自治体システムの標準化など、避けられない支出も重なります。
全国的にも例の少ない吹田市の人口増という強みを活かしながら、次の総合計画を見据えた持続可能な行政経営をどう担保するか。議会では数字を根拠に審査が行われ、当初予算は可決されました。
私はこの年度、文教市民常任委員会の委員長を務めました。
2024年11月号(令和7年新年号)|教員の長時間労働、避難所の空調、外郭団体
この定例会では、教員の長時間労働の是正を求める意見書と、学校体育館など指定避難所の空調設備の整備促進を求める意見書が採択されました。持続可能な学校運営に向けて、さらなる取り組みを求める内容です。
私の質問は、外郭団体のガバナンス、小中学校への保護者連絡用の携帯電話の配備、教員の働き方改革の3つです。外郭団体については、9月定例会で取り上げた吹田市社会福祉協議会の問題に続き、文化振興事業団や国際交流協会を含めた全体の統治のあり方を質しました。
この号の発行時、会派名は「民主・立憲フォーラム」でした。
もっと詳しく知るには
市政報告は紙面の都合で要点だけを載せています。個々の質問と市の答弁の全文に近い要旨は、議会質問の一覧ページに1問1ページで公開しています。制度そのものを調べたいときは、よくある質問のページが早いです。
(1年以上「準備中」のままなので、公開するか、この1文を外す)