答え
令和8年度(2026年度)吹田市の当初予算は、一般会計が1,819億9,656万7千円(約1,820億円)。特別会計を合わせると約2,636億円、水道・下水道を含む全体で約2,926億円です。歳出の51.1%は民生費で、市民1人あたりでは一般会計だけで約47万円になります。
確認|根拠:吹田市「令和8年度 当初予算(歳入・歳出)の状況」(2026年3月25日更新)および同ページ掲載の「令和8年度当初予算総括表」「令和8年度一般会計予算額」「令和8年度(2026年度)一般会計予算及び予算説明書」
くわしく
1.令和8年度(2026年度)当初予算の規模
市の予算は「一般会計」「特別会計」「企業会計」に分かれています。令和8年度の当初予算額は次のとおりです(単位:千円。1,000千円=100万円)。
| 会計 | 令和8年度当初予算額 | 令和7年度当初予算額 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 一般会計 | 181,996,567千円 (約1,820億円) | 180,444,832千円 | +1,551,735千円(+0.9%) |
| 特別会計(8会計) | 81,578,935千円 (約816億円) | 77,884,865千円 | +3,694,070千円(+4.7%) |
| 一般会計+特別会計 | 263,575,502千円 (約2,636億円) | 258,329,697千円 | +5,245,805千円(+2.0%) |
| 総合計(企業会計を含む) | 292,571,505千円 (約2,926億円) | 290,457,974千円 | +2,113,531千円(+0.7%) |
「総合計」は市の「令和8年度当初予算総括表」の数字です。企業会計(水道事業会計・下水道事業会計)については、市の注記により支出を合計しています。
2.特別会計・企業会計の内訳
| 会計 | 令和8年度当初予算額 |
|---|---|
| 国民健康保険特別会計 | 33,595,227千円 |
| 介護保険特別会計 | 36,110,170千円 |
| 後期高齢者医療特別会計 | 8,523,318千円 |
| 病院事業債管理特別会計 | 1,508,981千円 |
| 公共用地先行取得特別会計 | 1,248,895千円 |
| 部落有財産特別会計 | 450,552千円 |
| 母子父子寡婦福祉資金貸付特別会計 | 100,085千円 |
| 勤労者福祉共済特別会計 | 41,707千円 |
| 水道事業会計(企業会計) | 収益的支出 8,166,586千円/資本的支出 3,751,784千円 |
| 下水道事業会計(企業会計) | 収益的支出 9,514,233千円/資本的支出 7,563,400千円 |
3.歳入の内訳(一般会計)
お金がどこから入ってくるかです。いちばん多いのは市税で773億3,704万6千円(42.5%)、次いで国庫支出金407億9,283万7千円(22.4%)です。構成比は市が公表している数字です。
| 款(歳入) | 令和8年度当初予算額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 1 市税 | 77,337,046千円 | 42.5% |
| 2 地方譲与税 | 638,000千円 | 0.3% |
| 3 利子割交付金 | 398,000千円 | 0.2% |
| 4 配当割交付金 | 1,214,000千円 | 0.7% |
| 5 株式等譲渡所得割交付金 | 1,090,000千円 | 0.6% |
| 6 法人事業税交付金 | 1,461,000千円 | 0.8% |
| 7 地方消費税交付金 | 10,727,000千円 | 5.9% |
| 8 地方特例交付金 | 528,347千円 | 0.3% |
| 9 地方交付税 | 4,829,000千円 | 2.6% |
| 10 交通安全対策特別交付金 | 31,000千円 | 0.0% |
| 11 分担金及び負担金 | 497,176千円 | 0.3% |
| 12 使用料及び手数料 | 3,196,535千円 | 1.8% |
| 13 国庫支出金 | 40,792,837千円 | 22.4% |
| 14 府支出金 | 13,953,634千円 | 7.7% |
| 15 財産収入 | 248,696千円 | 0.1% |
| 16 寄附金 | 2,313,025千円 | 1.3% |
| 17 繰入金 | 9,815,315千円 | 5.4% |
| 18 諸収入 | 3,683,456千円 | 2.0% |
| 19 市債 | 9,242,500千円 | 5.1% |
| 歳入合計 | 181,996,567千円 | 100.0% |
- 市税773億3,704万6千円の内訳:市民税392億8,717万6千円、固定資産税285億3,999万7千円、都市計画税63億2,919万1千円、市たばこ税17億7,142万5千円、軽自動車税3億1,682万3千円、事業所税10億6,981万6千円、入湯税2,261万8千円。
- 市税・地方交付税など「一般財源」:市税から地方交付税までの1〜9の小計は982億2,239万3千円で、歳入の53.9%です。使いみちが決まっていないお金がこのくらい、ということになります。
- 繰入金98億1,531万5千円:このうち基金からの繰入れ(貯金の取りくずし)が88億4,559万8千円です。
- 市債92億4,250万円:年度内に新たに借り入れる予定額です。歳入の5.1%にあたります。
4.歳出の内訳(一般会計・目的別)
お金を何に使うかです。民生費(福祉・子育て・生活保護など)が929億4,147万7千円で歳出の51.1%と、半分を超えています。
| 款(歳出) | 令和8年度当初予算額 | 構成比 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| 1 議会費 | 741,188千円 | 0.4% | 市議会の運営 |
| 2 総務費 | 18,093,415千円 | 9.9% | 市役所の管理運営、税の徴収、戸籍・住民登録、選挙 |
| 3 民生費 | 92,941,477千円 | 51.1% | 社会福祉費334億6,578万7千円、児童福祉費437億9,510万3千円、生活保護費123億6,588万6千円 ほか |
| 4 衛生費 | 18,015,901千円 | 9.9% | 保健衛生費84億2,694万9千円、清掃費95億8,895万2千円 |
| 5 労働費 | 229,096千円 | 0.1% | 勤労者福祉・雇用対策 |
| 6 農業費 | 83,466千円 | 0.1% | 農業振興 |
| 7 商工費 | 1,669,241千円 | 0.9% | 商工業の振興、消費生活 |
| 8 土木費 | 18,771,013千円 | 10.3% | 道路橋梁費20億4,284万3千円、都市計画費141億8,963万9千円、住宅費5億9,211万5千円 ほか |
| 9 消防費 | 5,274,724千円 | 2.9% | 消防・救急・防災 |
| 10 教育費 | 18,387,144千円 | 10.1% | 小・中学校、幼稚園、図書館、公民館、スポーツ |
| 11 公債費 | 7,658,357千円 | 4.2% | 市債(借金)の返済 |
| 12 諸支出金 | 81,545千円 | 0.1% | — |
| 13 予備費 | 50,000千円 | 0.0% | — |
| 歳出合計 | 181,996,567千円 | 100.0% |
5.「性質別」に見ると
同じ歳出を、目的ではなく費用の性質で分けた表です。人件費・扶助費・公債費は簡単には減らせない経費とされています。
| 区分 | 令和8年度当初予算額 | 構成比 |
|---|---|---|
| 消費的経費 | 141,526,873千円 | 77.7% |
| うち人件費 | 34,527,558千円 | 19.0% |
| うち物件費 | 32,644,196千円 | 17.9% |
| うち扶助費 | 39,341,833千円 | 21.6% |
| うち補助費等 | 32,060,872千円 | 17.6% |
| うち維持補修費 | 2,952,414千円 | 1.6% |
| 投資的経費(普通建設事業費) | 17,064,261千円 | 9.4% |
| 公債費 | 7,658,250千円 | 4.2% |
| 繰出金 | 13,929,510千円 | 7.7% |
| 積立金 | 1,460,673千円 | 0.8% |
| 貸付金 | 307,000千円 | 0.2% |
| 予備費 | 50,000千円 | 0.0% |
6.市民1人あたりに直すと
市の予算額を、市が公表している人口38万7,857人(2026年7月末時点・住民基本台帳)で割ると次のようになります。この割り算はこのページで計算したもので、市の公表値ではありません。
| 区分 | 令和8年度当初予算額 | 市民1人あたり(本ページで計算) |
|---|---|---|
| 一般会計 | 181,996,567千円 | 約47万1,700円 |
| 一般会計+特別会計 | 263,575,502千円 | 約68万3,100円 |
| 総合計(企業会計を含む) | 292,571,505千円 | 約75万8,200円 |
| (参考)市税 | 77,337,046千円 | 約20万円 |
| (参考)民生費 | 92,941,477千円 | 約24万900円 |
人口は年度途中でも動きます。基準となる人口や会計の範囲が違えば、1人あたりの金額も変わります。比較するときは「どの会計の、どの年度の、どの時点の人口か」をそろえてご覧ください。
よくある追加の質問
- 「一般会計」と「特別会計」「企業会計」は何が違うの?
- 一般会計は市税などを主な財源に、福祉・教育・道路・消防など市の基本的な仕事をまかなう会計です。特別会計は国民健康保険や介護保険など、保険料や使用料といった特定の収入で特定の事業を行う会計で、令和8年度は8会計あります。企業会計は水道事業会計と下水道事業会計で、料金収入で経営する独立採算の会計です。令和8年度当初予算では一般会計1,819億9,656万7千円、特別会計815億7,893万5千円、全体規模2,925億7,150万5千円です。
- 歳入でいちばん多いのは何?
- 市税です。令和8年度当初予算では773億3,704万6千円で、歳入全体の42.5%を占めます。内訳は市民税392億8,717万6千円、固定資産税285億3,999万7千円、都市計画税63億2,919万1千円などです。次に多いのが国庫支出金407億9,283万7千円(22.4%)、府支出金139億5,363万4千円(7.7%)で、市債は92億4,250万円(5.1%)です。
- 市民1人あたりだといくらになる?
- 令和8年度一般会計予算1,819億9,656万7千円を、市が公表している人口38万7,857人(2026年7月末時点)で割ると、市民1人あたり約47万1,700円です。同じように計算すると、一般会計と特別会計の合計では約68万3,100円、水道・下水道を含む全体規模では約75万8,200円になります。これは市の公表値ではなく、このページで割り算したものです。
- 予算はいつ、どうやって決まるの?
- 市長が予算案をつくり、市議会に提出して議決を受けます。令和8年度の一般会計予算(議案第19号)は、予算書に「令和8年2月18日提出」と記載されており、令和8年(2026年)2月定例会で審議されました。市議会では予算常任委員会などで審査し、本会議で議決します。予算がどのように組み立てられたかは、市公式サイトの「予算編成過程の公表」でも見ることができます。
- 個別の事業にいくら使うのかを知りたいときは?
- 市公式サイトの「令和8年度 当初予算(歳入・歳出)の状況」のページに、「令和8年度(2026年度)事業別予算概要」というPDFが掲載されています。事業ごとの予算額と内容が載っています。決算のほうは「令和6年度の決算状況」のページに、事業別の決算概要と主要な施策の成果が公開されています。
出典
- 吹田市「令和8年度 当初予算(歳入・歳出)の状況」(2026年3月25日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1018870/1018873/1018875/1041852.html
- 吹田市「令和8年度当初予算総括表」(PDF)(上記ページ掲載・2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/041/852/04_R8tousyoyosansoukatuhyou.pdf
- 吹田市「令和8年度一般会計予算額」(PDF・歳入/目的別歳出/性質別歳出)(上記ページ掲載・2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/041/852/05_R8ippankaikeiyosangaku.pdf
- 吹田市「令和8年度(2026年度)一般会計予算及び予算説明書」(PDF)(令和8年2月27日修正版・2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/041/852/0226syuusei01_R8ippankaikeiyosanyosansetumeisyo.pdf
- 吹田市「予算」(年度ごとの当初予算一覧)(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1018870/1018873/1018875/index.html
- 吹田市「市の財政・会計」(予算・決算・財政健全化判断比率などの入口)(2026年9月18日閲覧)https://www.city.suita.osaka.jp/shisei/1018870/index.html
- 吹田市「データで知る吹田」(人口38万7,857人・2026年7月末時点/住民基本台帳)(2026年5月11日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/suitablecity/1016978/index.html
いずれも2026年9月18日に内容を確認しました。金額はすべて令和8年度(2026年度)の当初予算で、年度の途中で補正されると変わります。市のページはURLが変わることがあります。開けないときは、吹田市公式サイトでページ名を検索してください。
にしおか友和の関わり
にしおか友和は「税金の使い道の見える化」と「規律ある財政運営」を政策の柱にしています。定例会の質問でも、事業の金額と効果をセットで確認することを続けてきました。
- 自治体システム標準化と行財政コストの抑制(令和8年2月定例会)… 移行の遅れにより令和8年度に約4,990万円のコンサルティング委託料が必要になったことを取り上げ、運用が始まる令和9年度以降にランニングコストの削減と業務効率の向上が本当に見込めるのかを質しました。
- 市立吹田市民病院の経営状況(令和8年9月定例会)… 令和7年度の運営費負担金11億1,700万円と長期借入金残高136億7,900万円が別々の予算・委員会に分かれており、市がいくら支えているのかを市民が知る手立てがないとして、内訳と総額を示すよう求めました。市は一括して示すことは「考えていない」としつつ、「財務情報の透明性確保は重要」と認めています。
- 北千里駅前再開発の基本理念(令和8年2月定例会)… 市の補助金約3億5,000万円が投じられる再開発について、街づくりの考え方を問いました。
- 議会質問の一覧(2019年〜)
関連する質問・ページ
この情報の更新について
- 2026年9月18日 公開(令和8年度当初予算にもとづく)
当初予算は毎年2月定例会で議決され、年度の途中で補正されます。新しい年度の予算が公表されたら数字を入れ替え、基準日を更新します。内容が古くなっている、誤りがあるという場合は、ご相談ボタンからお知らせください。