答え
吹田市が独自に行う高齢者向けのバス運賃割引・助成は、2026年9月時点ではありません。市の外出支援は、在宅の65歳以上で要介護1〜5、世帯全員が市民税非課税の人に出る「通院困難者タクシークーポン券」(1枚660円の助成・年間最大24枚)が中心です。バスは、阪急バスの70歳以上向け全線フリー定期券「hanicaはんきゅうグランドパス70」(1か月9,000円〜1年71,400円、2026年9月1日改定)が、市のコミュニティバス「すいすいバス」でも使えます。
確認|根拠:吹田市「高齢者・障がい者の外出支援リーフレット」(令和8年9月1日時点)、吹田市「通院困難者タクシークーポン券」(2026年8月17日更新)、阪急バス「hanicaはんきゅうグランドパス」(2026年9月1日改定)
くわしく
市の制度(高齢福祉室)
- 通院困難者タクシークーポン券:バスや鉄道での通院が難しい在宅の高齢者が、通院でタクシーを使うときの料金を一部助成します。対象は「市内在住の65歳以上」「要介護1〜5」「世帯全員が市民税非課税」のすべてを満たす人。1枚660円の助成で、年間最大24枚(3月・4月の申請で24枚、以後は申請月が遅いほど減り、2月の申請は4枚)。市と契約しているタクシー会社で使えます。申請は高齢福祉室か各地域包括支援センターの窓口、または郵送。2016年(平成28年)10月に始まった制度です。
- 高齢者関係団体用福祉バス:個人向けではなく、おおむね60歳以上の市民30人以上でつくる団体(設立1年以上など)が、年1回、バス1台1万円で利用できる制度。令和8年度分の募集は2026年2月に締め切られています。
- 免許返納の補助金は終了:市の「高齢者運転免許証自主返納者の公共交通利用に関する補助金」は2025年(令和7年)3月31日で終わりました。
バス・鉄道の事業者の割引(市の制度ではありません)
| サービス | 対象 | 内容 |
|---|---|---|
| hanicaはんきゅうグランドパス70(阪急バス) | 有効開始日に70歳以上 | 阪急バス・阪神バスの一般路線全区間が乗り放題の定期券。1か月9,000円/3か月20,900円/6か月39,600円/1年71,400円(2026年9月1日改定。1年定期は53,600円から71,400円に)。同日から顔写真の提出・提示は不要に。定期券発売所・営業所で、年齢を証明する公的証明書を示して購入。すいすいバスでも使えます。 |
| すいすいバス(市のコミュニティバス) | 誰でも | 千里丘地域(あおば・ひまわりルート)と千里山地区等(たけのこルート)を阪急バスが運行。定期券はなく、グランドパス70のほか12枚2,500円の回数券やICカードで乗れます。 |
| フリースタイルシニア(Osaka Metro) | 65歳以上でPiTaPa利用 | Osaka Metro・大阪シティバスの利用額割引で、一般より割引率が高いシニア限定の割引。登録が必要。 |
| 65+割(JR西日本) | 65歳以上のWESTER会員 | 新幹線・特急の会員限定きっぷを買える会員制サービス。登録無料。 |
| 病院の無料送迎バス | 通院者 | 市民病院、済生会吹田病院、協和会病院、吹田徳洲会病院が通院用の無料バスを運行(ルート・運休日はリーフレットと各病院の案内で)。 |
障がいのある人・要介護の人向け
- バス・タクシーの障がい者割引:身体障がい者手帳・療育手帳を示すと、バスは普通運賃が半額・定期は3割引、タクシーは1割引。
- 重度障がい者福祉タクシー利用券:在宅の重度障がい者に1枚600円助成の利用券を年間最大60枚(リフト付きタクシーは1回上限3,000円を年間最大48枚)。通院困難者タクシークーポン券とは併用できません。
- 福祉有償運送:要支援・要介護の認定を受けた人などを対象に、NPOや社会福祉法人が通院・通所などに車で送迎する有償サービス。事業所への事前登録が必要で、料金はタクシーの約8割が目安(大阪府のページに事業者一覧)。
市の「高齢者・障がい者の外出支援リーフレット」は令和8年9月作成版が最新で、市の窓口とホームページで配布されています。金額や条件は変わることがあるので、申請前に市の案内ページで確認してください。
よくある追加の質問
- 70歳になったら市からバスの無料券や割引券がもらえる?
- もらえません。市が高齢者に配るバスの乗車券や割引券はなく、グランドパス70は阪急バスの定期券発売所や営業所で自分で買います(年齢を証明する書類が必要)。2025年12月4日の本会議で「吹田版グランドパス75のようなサポート策」を問われた市は、市独自の制度としては考えていないとし、グランドパス70の利用を案内しました。
- 通院困難者タクシークーポン券は誰でももらえる?
- 3つの条件をすべて満たす人だけです。在宅の65歳以上、介護保険の要介護1〜5の認定、世帯全員がその年度の市民税非課税。生活保護を受けている人、重度障がい者福祉タクシー利用券を受けている人、特別養護老人ホームの入所者は対象外です。申請は高齢福祉室か各地域包括支援センターの窓口、または郵送で、介護保険被保険者証の原本か写しが要ります。
- 運転免許を返納したら何かある?
- 吹田市の「高齢者運転免許証自主返納者の公共交通利用に関する補助金」は2025年(令和7年)3月31日で終了しました。大阪府の「高齢者運転免許自主返納サポート制度」(府内在住の65歳以上が運転経歴証明書などを提示するとサポート企業で特典を受けられる制度)は引き続き使えます。
- ほかの市はどうしている?
- 同じ阪急バスのエリアでは、尼崎市が満70歳以上で市内に1年以上住む人にグランドパス70の購入費を助成しています(1年定期で市が35,700円、低所得区分は47,600円〜53,550円を負担。2026年9月1日更新の市ページ)。吹田市にはこの種の助成はありません。
出典
- 吹田市「高齢者の外出支援」(2026年9月9日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/kenko/1018656/1018665/1014551.html
- 吹田市「高齢者・障がい者の外出支援リーフレット」(PDF、令和8年9月1日時点の情報)https://www.city.suita.osaka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/014/551/gaisyutusienR80908.pdf
- 吹田市「通院困難者タクシークーポン券」(2026年8月17日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/kenko/1018656/1018665/1014552.html
- 阪急バス「hanicaはんきゅうグランドパス(70歳以上専用定期券)」https://www.hankyubus.co.jp/rosen/ticket/gp65.html
- 阪急バス「【2026年9月1日(火)から】「はんきゅうグランドパス70」の運賃改定について」(2026年4月23日掲載)https://www.hankyubus.co.jp/news/202691.html
- 吹田市「よくある質問 すいすいバスに定期はありますか。」(2026年4月13日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/1000123/1017235/1017264/1017267/1009923.html
- 吹田市「コミュニティバス「すいすいバス」」(2022年10月3日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1018186/1018489/1018492/index.html
- 吹田市「高齢者関係団体用福祉バス貸付事業利用団体の募集」(2026年1月26日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/kenko/1018656/1018659/1025899.html
- 吹田市「吹田市高齢者運転免許証自主返納者の公共交通利用に関する補助金」(令和7年3月31日で終了)https://www.city.suita.osaka.jp/sangyo/1018186/1020337/1016887.html
- 吹田市「交通運賃の割引」(障がい者)(2022年9月21日更新)https://www.city.suita.osaka.jp/kenko/1018669/1018681/1014897.html
- 吹田市議会 令和7年11月定例会 本会議(2025年12月4日)土木部長答弁(グランドパス70はすいすいバスでも利用可)https://ssp.kaigiroku.net/tenant/suita/SpMinuteView.html?council_id=1313&schedule_id=4
- 尼崎市「高齢者バス運賃の助成」(2026年9月1日更新)https://www.city.amagasaki.hyogo.jp/kurashi/koreisya/sien/040_basu70ijou.html
いずれも2026年9月18日に内容を確認しました。市のページはURLが変わることがあります。開けないときは、吹田市公式サイトでページ名を検索してください。
にしおか友和の関わり
初当選直後の2019年7月定例会で、高齢者の外出支援としてシニアパスなど公共交通の補助制度を提案しましたが、市は「元気な高齢者向けのパスは検討していない」と答えました。その後も2019年9月にMaaS(次世代移動サービス)、2022年2月に免許返納サポートやAIで配車する乗合タクシーを取り上げ、運転士不足で減便が続く路線バスへの対応として、2026年9月定例会では千里中央〜北千里の自動運転バス実証運行の議案について執行体制を質しています。
関連する質問・ページ
この情報の更新について
- 2026年9月18日 公開
定例会が終わるたびに見直し、基準日を更新しています。内容が古くなっている、誤りがあるという場合は、ご相談ボタンからお知らせください。