いまの吹田市の待機児童(2026年4月1日現在)
国の基準(こども家庭庁の調査要領)による待機児童は17人です。前の年は4人でしたから、13人増えました。市は「保育需要の高まりにより保育利用申込者数が増加している」と説明しています。
| 区域 | 0歳 | 1歳 | 2歳 | 3歳 | 計 |
|---|---|---|---|---|---|
| JR以南、片山・岸部(A区域) | 0 | 3 | 0 | 1 | 4人 |
| 豊津・江坂・南吹田、千里山・佐井寺(B区域) | 0 | 0 | 0 | 0 | 0人 |
| 山田・千里丘、ニュータウン(C区域) | 0 | 5 | 7 | 1 | 13人 |
| 合計 | 0 | 8 | 7 | 2 | 17人 |
出典:吹田市児童部保育幼稚園室「令和8年(2026年)4月1日現在の保育所等利用待機児童数について」(2026年5月22日)。申請者の住所地別の集計です。4歳・5歳はいずれの区域も0人でした。
17人のうち13人が、山田・千里丘とニュータウン地域に集中しています。1歳児と2歳児だけで15人です。市全体でならすと小さな数字に見えますが、地域と年齢で偏りがあり、その地域で0歳や1歳の子を預けたい家庭にとっては切実な数字です。
さらに、国の基準では待機児童に数えないけれども、申し込んだのに保育所等を利用できていない「未利用児童」は874人います(2026年4月1日現在)。いわゆる「隠れ待機児童」です。求職活動中の家庭や、特定の園だけを希望している家庭などが除かれるためで、実際に困っている人数はこちらに近いといえます。
にしおか友和が議会で取り上げてきたこと
にしおか友和は3児の父です。2019年の初当選から、保育・学童・放課後の居場所を、毎年のように本会議の質問で取り上げてきました。質問した内容と市の答弁は、1件ずつページにして公開しています。
- 2019年9月定例会
病児・病後児保育が「5か所」の方針に対し3か所にとどまっていること、就労していなくても一時的に保育が必要な家庭の受け皿を質問。市は一時預かり事業の利用が年間延べ10,607人(2018年度)と答弁しました。
- 2019年11月定例会
跡地の活用にあたり、地域に不足している保育所を入れるよう求めました。
- 2020年2月定例会
会派を代表して、市長の施政方針で触れられなかった子育て世代への具体策を求めました。
- 2021年9月定例会
保育士・学童指導員のワクチン接種状況と、感染者が出たときの検査対象を確認。公立保育園・幼稚園の職員接種率は約91パーセントという答弁を得ました。
- 2022年11月定例会
「道路を隔てた向こうの校区には待機がなく、こちらにはある。その不公平は行政の不作為だ」と指摘。市は翌年度の待機を直営14か所で約200人と見込み、原因は指導員の欠員だと認めました。
- 2023年11月定例会
待機になった子の受け皿である放課後の居場所に、地域差があることを取り上げました。
- 2024年2月定例会
子どもの権利を市の施策にどう位置づけるかを質しました。
学童(留守家庭児童育成室)については、その後の市の対応もあって、2026年9月1日時点の市の空き状況表では、35ある育成室すべてで入室保留(待機)がゼロになりました。2022年に約200人と見込まれていた状態からは大きく改善しています。
ここに挙げたのは、にしおか友和が本会議で行った質問と、それに対する市の答弁の要旨です。正確な文言は吹田市議会の会議録でご確認いただけます。各ページから会議録検索システムと議会中継の録画にリンクしています。
にしおか友和の考え方
待機児童の議論は「市全体で何人か」という数字の話になりがちです。しかし、預けられずに困っている家庭にとって、市全体の数はほとんど意味がありません。自分の住む地域に、自分の子の年齢の空きがあるかどうかがすべてです。
だからにしおか友和は、直営と委託で待機の数が違うことや、放課後の居場所が地域によって毎日開く所と月1回の所があることを、繰り返し議会で取り上げてきました。「道路を隔てた向こうの校区には待機がなく、こちらにはある。その不公平は行政の不作為だ」という指摘は、2022年11月定例会での言葉です。
もうひとつは、制度を「知っている人だけが得をする」状態にしないことです。保育所の申し込みは点数(利用調整基準)で決まりますが、その仕組みを知らずに書類を出して不利になる方がいます。このサイトで申し込みの時期、点数の決まり方、空き状況の見方を、出典と基準日つきで1問1ページにまとめているのは、そのためです。
保育園のことで困ったら、相談してください
にしおか友和は、市民のみなさんからの相談を受け付けています。保育や子育てでは、次のような相談が寄せられています。
- 申し込んだのに入れなかった。点数の計算が合っているか確かめたい
- 希望する園に空きがなく、きょうだいで別々の園になりそう
- 育児休業からの復職時期と入園のタイミングが合わない
- 転入の予定があり、吹田市の申し込みの締め切りに間に合うか分からない
- 学童に入れるか不安。長期休みの間だけ預けたい
- 制度の説明が分かりにくく、どの窓口に聞けばよいか分からない
相談の内容は、市の担当課におつなぎするか、必要であれば議会で市の考えをただします。個人が特定される情報を公開することはありません。相談は無料で、市内にお住まいでなくても構いません。
急ぎの手続きや締め切りに関わることは、まず吹田市の担当課(児童部 保育幼稚園室 入園グループ)へお問い合わせください。制度そのものへの疑問や、対応に納得がいかないときに、議員の出番があります。