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北千里駅前まちづくり意見交換会の記録
各回のテーマと参加者数

北千里駅前まちづくり意見交換会は、吹田市が2023年10月から開いている住民との話し合いの場です。第1回・第6回・第9回は2日に分けて開いたため、第9回(2026年3月)までの開催は計12回。市が公表したのべ参加者は第8回までで426名、各回の人数を足すと第9回までで492人です。

執筆:吹田市議会議員 にしおか友和|公開:2026年9月26日|日時と参加者数は吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」のページ(2026年5月26日更新)によります。2026年9月26日に確認
  1. 意見交換会とは
  2. 回数と人数の数え方
  3. 各回の記録(日時・テーマ・参加者・資料)
  4. 参加者数の図
  5. 各回で何をしたか
  6. 出た意見と、市・準備組合の説明
  7. 意見はどう扱われてきたか
  8. これからの意見交換会と、意見の出し方
  9. にしおか友和の考え
  10. よくある質問
  11. 出典

意見交換会とは

北千里駅前まちづくり意見交換会は、吹田市が主催し、北千里駅前の再整備について、市のこれまでの取組を説明するとともに、地域の住民と将来の駅前について考えるために開いている場です。会場は12回ともdios北千里1番館3階のパフォーマンスホールで、近畿大学の名誉教授がアドバイザーとして加わっています。

始まったきっかけは、2022年の環境影響評価の手続きです。市が提案書で示した検討案(36階・約123mのツインタワー)に地域の混乱や不安の声が多く寄せられ、環境影響評価審査会は審査を一旦保留しました。市はその後、審査会から「市民に対する事業自体の説明など、地域との意思疎通が必要ではないか」との意見があったとして、2023年10月からこの意見交換会を開いています(2026年1月30日の都市計画審議会での市の説明)。都市計画法や条例で決められた手続きとは別に、市がその前段で開いている場で、市は2026年3月の本会議で、法定の手続きの前に都市計画審議会と意見交換会で丁寧な説明や意見聴取を行うと答弁しています。

名前の似た「環境影響評価の意見交換会」との違い

北千里駅前の資料には、もう一つ「意見交換会」が出てきます。こちらは吹田市の環境影響評価の条例に基づいて事業者が開くもので、目的も参加者数の数え方も違います。

項目北千里駅前まちづくり意見交換会環境影響評価の意見交換会
開く人吹田市(主催)事業者(2022年は吹田市、2025年は吹田市と準備組合)
決まり法定の手続きとは別に市が開く吹田市環境まちづくり影響評価条例。提案書と評価書案のあとに1回ずつ
開いた日2023年10月〜2026年3月に12回2022年11月25日・26日、2025年6月20日・21日
中身これまでの経過の説明、ワークショップ、準備組合の計画の概要、都市計画の説明提案書(どんな環境の項目をどう調べるか)の説明と質疑
住民の参加各回20〜66人55名・34名(2022年)、14名・18名(2025年)

出典:吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」(2026年5月26日更新)、令和7年度第2回吹田市都市計画審議会 会議録(2026年1月30日)、吹田市議会 会議録(2026年3月2日 本会議の答弁)、「提案書意見交換会の開催結果」(2023年7月19日更新)、「再提出された提案書意見交換会の開催結果」(2025年7月31日更新)。

回数と人数の数え方

開いた回数(第9回まで)
12回
第1回・第6回・第9回は同じ内容を2日ずつ開いた
市が公表したのべ参加者
426名
第8回まで(10回)の累計。2026年1月30日の市の説明
各回の人数の合計(第9回まで)
492人
市の各回の数字を足した計算値で、市の公表値ではありません

回の番号と、開いた回数は違います。第1回・第6回・第9回は、同じ内容を2日に分けて開きました(市の表記では「第1回-①」「第1回-②」など)。そのため、回の番号は第9回まででも、開いた回数は12回です。市の書き方もこれに合わせていて、2026年1月の資料は「2025年12月現在で第8回まで(全10回)開催」、2026年5月の市のページは「第9回まで(全12回)開催」です。2025年12月の本会議の答弁も「計10回、開催してまいりました」でした。「全12回」は開いた回数で、今後の予定の回数ではありません。

今後の回数を示した市の資料はありません。始まったときの予定は、ワークショップを含めて市の主催で5回開き、その後に準備組合が施設の基本計画(案)を説明するというものでした(第1回-①の回答)。第5回の資料で、市は第6回以降も計画の熟度に応じて意見を聞く機会の設置を検討するとし、その後も続いています。

人数は「のべ」です。市は2026年1月30日の都市計画審議会で「延べ426名の方にご参加いただき」と説明しました。これは第8回まで(10回)の合計で、市の各回の人数を足した数と一致します。第9回(41人・25人)はその後の開催なので、各回の人数を足すと第9回までで492人になります。ただし492人は市が公表した数ではなく、このページで足した計算値です。また、のべ人数なので、何回も参加した人は重ねて数えています。実際に参加した人の数(実人数)は、市のページに載っていません。

出典:2026年1月30日 都市計画審議会 報告資料・会議録、吹田市「北千里駅前の再整備」(2026年5月26日更新)、2026年5月25日 都市計画審議会 会議録(「第9回まで(全12回)」)、2025年12月5日 本会議の答弁、第1回-① 議事概要、第5回 説明資料。

各回の記録(日時・テーマ・参加者・資料)

日時は市の「開催結果」の欄のとおりです。テーマの言葉は市の表記に合わせました。資料のリンクは、市が公開しているPDFです(説明資料の一部は画像のPDFです)。

回日時テーマ参加者市が公開している資料
第1回-①2023年10月29日(日)14時〜16時30分北千里駅前のこれまでの取組など(説明)65人説明資料・議事概要・質問への回答・意見一覧
第1回-②2023年11月26日(日)14時〜16時同上(説明資料は第1回-①と同じ)39人議事概要・質問への回答・意見一覧
第2回2023年12月23日(土)14時〜16時まち歩き(ワークショップ)37人説明資料・まち歩きマップ・まち歩きの意見・ふりかえり
第3回2024年1月20日(土)14時〜16時アイデア出し・整理(ワークショップ)35人説明資料・旗の意見(利用目的)・旗の意見(過ごし方)・ふりかえり
第4回2024年2月24日(土)14時〜16時アイデア出し・整理(ワークショップ)42人説明資料・アイデアカード・ふりかえり
第5回2024年4月20日(土)14時〜16時将来の利用イメージを共有(ワークショップ)40人説明資料・カットパース・意見一覧・ふりかえり
第6回-①2024年6月28日(金)18時30分〜20時30分まちづくり計画の概要(案)(説明)66人説明資料・議事概要・質問への回答・意見一覧
第6回-②2024年6月29日(土)14時〜16時同上45人議事概要・質問への回答・意見一覧
第7回2025年1月18日(土)9時30分〜12時室内交流・活動の意見出し(ワークショップ)37人説明資料・アイデアカード・ふりかえり
第8回2025年3月15日(土)14時〜16時30分意見のまとめ(ワークショップ)20人説明資料・意見一覧・ふりかえり
第9回-①2026年3月20日(金・祝)10時〜12時北千里駅前のまちづくりの方向性や都市計画手続き等(説明)41人説明資料・補足・議事概要・ふりかえり
第9回-②2026年3月23日(月)18時30分〜20時30分同上25人議事概要・質問への回答・ふりかえり

各回の様子をまとめたニュースレター(Vol.1〜Vol.9)も市のページで公開されています:Vol.1・Vol.2・Vol.3・Vol.4・Vol.5・Vol.6・Vol.7・Vol.8・Vol.9

出典:吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」(2026年5月26日更新)の「開催結果」と「ニュースレター」の欄。

参加者数の図

市が公表した各回の参加者数を、開いた順に並べました。棒の色は、その回が説明の回か、ワークショップの回かを表します(区分は市のテーマの表記によります)。数字は上の表と同じです。

図 北千里駅前まちづくり意見交換会の参加者数(各回、人)
  • 説明の回(市または準備組合が説明)
  • ワークショップの回
  1. 第1回-①2023年10月65
  2. 第1回-②2023年11月39
  3. 第2回2023年12月37
  4. 第3回2024年1月35
  5. 第4回2024年2月42
  6. 第5回2024年4月40
  7. 第6回-①2024年6月66
  8. 第6回-②2024年6月45
  9. 第7回2025年1月37
  10. 第8回2025年3月20
  11. 第8回までの合計 426人(10回)… 市が公表した「延べ426名」と同じ数です
  12. 第9回-①2026年3月41
  13. 第9回-②2026年3月25
  14. 第9回までの合計 492人(12回)… 各回の数字を足した計算値です(市の公表値ではありません)

参加がもっとも多かったのは第6回-①(66人)と第1回-①(65人)で、どちらも市や準備組合が計画や経過を説明した回です。ワークショップの回は35〜42人で、第8回が20人ともっとも少ない回でした。2日に分けた3つの回は、いずれも1日目のほうが多くなっています。

出典:吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」(2026年5月26日更新)、2026年1月30日 都市計画審議会 会議録(延べ426名)。図はこのページで作成しました。

各回で何をしたか

第1回(2023年10月29日・11月26日)これまでの取組の説明

市が、北千里駅前のこれまでの取組と、市のまちづくりの考え方を説明しました。2022年に示した概略の計画について、市は「市が事業成立性の確認のために検討した一案」で、「現時点で、実際の事業の計画として決まったものはなく」、準備組合が事業の成立する範囲で検討していくと説明しています。準備組合の組合員は、大阪府都市整備推進センター、千里北センター株式会社、吹田市と、民間・個人の3者の計6者だと答えています(第1回-②)。

第2回(2023年12月23日)まち歩き

4つの班に分かれて約40分、駅前を歩き、気づいた問題点やまちのよいところを班ごとにまとめて発表しました。

第3回(2024年1月20日)・第4回(2月24日)アイデア出し

第3回は、航空写真のパネルに、青い旗で「主な利用目的」、赤い旗で「再整備後の駅前で何をしたいか」を一人ずつ立てて発表しました。第4回は、第3回で出た思いを実現するために必要な空間や機能を、一人ずつ「アイデアカード」に書いて発表しました。

第5回(2024年4月20日)将来の利用イメージの確認

それまでの意見を、将来の利用風景イメージ4枚(カットパース)にまとめて確認しました。4枚の場面は、①歩車分離がなされた駅前での多様な活動など、②様々なイベントに対応した屋根付き広場や地元ニーズに応える店舗など、③広場や屋内施設での市民の活動・憩い、④様々な飲食店や日用品の集まる屋内の店舗、活動・交流など、です。市は、カットパースと意見を準備組合とすべて共有するとしたうえで、「カットパースに描かれた内容が、そのまま事業の計画に反映され、すべてが実現されるとは限りません」とも説明しています。

第6回(2024年6月28日・29日)準備組合の計画の概要(案)

準備組合が「まちづくり計画の概要(案)」を説明しました。商業・公益棟(A棟)は地下1階・地上4階・約25m、住宅・商業棟(B棟)は地上28階・約98mで、住戸は約500戸の想定、事業費は約545億円。駅前に大屋根付きの賑わい広場、屋上を使った憩いの広場などを整えるとしています。2日間で111人が参加しました。

第7回(2025年1月18日)・第8回(3月15日)室内交流・活動編

市が駅前にコミュニティセンターなどの公益機能の導入を検討していることから、「室内交流・活動」をテーマに、必要な機能や規模の意見を集めました。第7回では先に整備された「まちなかリビング北千里」の部屋の構成も紹介され、一人ずつアイデアカードを書いて、班で似た意見をまとめました。班の発表には、自習室(まちなかリビング北千里が閉まっているときにも使える場所)、楽器の練習や発表ができる防音スペース、筋トレのジムや球技・ダンスなどのスポーツ、ミニシアター、写真展や本のマルシェ、宿泊施設などが挙がっています。第8回は意見をまとめるワークショップでした。

第9回(2026年3月20日・23日)都市計画に向けて編

都市計画の法定の手続きに入る前に、まちづくりの方向性、実現に向けた方策、都市計画に定める内容の概要とスケジュールを説明しました。事前申込制で、定員は各回先着100名でした。市の集計では、2日間の意見・質疑は、事業計画8件、まちづくり5件、意見交換会2件、その他3件です。説明資料に分かりにくい箇所があったとして、市は後から補足資料を載せています。

出典:第1回-① 議事概要・質問への回答、第1回-② 議事概要、第5回 説明資料(第2〜4回の振り返りを含む)、第6回 説明資料、ニュースレターVol.6、第7回 説明資料、ニュースレターVol.7、第9回 説明資料、2026年5月25日 都市計画審議会 当日説明資料(第9回の意見・質疑の数)、2026年1月30日 同 会議録(第7回・第8回の目的)。

出た意見と、市・準備組合の説明

各回の議事概要・質問への回答・ニュースレターから、論点ごとにまとめました。参加者から出た意見を「出た意見」に、市や準備組合の説明を「市・準備組合の説明」に分けて並べています。意見は市の資料の要約や表現のまま引用し、どちらかの立場に寄せて選んではいません。発言した人の名前は、市の資料にも載っていません。

1. 住宅棟(タワーマンション)の必要性と高さ

出た意見

  • 「タワーマンションなんてもってのほか」「地震国日本でタワーマンションはそぐわない」 第1回-①
  • 今回の再開発では、住宅はゼロで考えてほしい 第1回-①
  • マンションは周りのマンションと同じくらいの高さに抑え、残りの床は商業施設にしてはどうか 第1回-①
  • 「マンション2棟の高さについては、抑えてくれたとは思った」。ただし近隣や全体のバランスからしてどうなのか心配 第6回-①
  • 「28階の高さをもう少し控えることができないか」 第6回-①
  • 「タワーマンションは反対しませんが、売れるのでしょうか?」 第6回-①
  • 「タワマンがまちの将来に与える影響を考えるとタワマンありきで進んでいることは問題」 第7回
  • 人口増による小学校の飽和、投資目的の購入によるゴーストタウン化、家賃高騰などが心配。反対の意見が反映されていないと感じる 第9回-①
  • 「魅力的なまちづくりが北千里の活性化には必要。公共福祉の増進が目的で、タワーマンションありきではない」 第9回(市の資料の要約)
  • 「マンションを低くする余地が、まだあるのですか?」 第9回-②

市・準備組合の説明

  • 事業費は、新しく生み出した床(保留床)を売って賄う。住宅をゼロにするのは理論上は可能だが、北千里の商業施設のニーズの規模を考えると「住宅ゼロの実現は難しい」 第1回-①
  • 事業の主な目的は住宅の建設ではなく、商業・公益施設の一体的な再整備。保留床の用途は、市場のニーズから住宅(マンション)が最適と判断 第9回-①
  • マンションが売れるかどうかは、民間事業者へのヒアリング調査で処分できる見込みを確かめたうえで計画を立てている 第6回-①の回答
  • タワーを建てる案と建てない案を比べる検討は「行っておりません」 第6回-②
  • 98mは「最終決定ではなく…変更の可能性は残っている。ただし、事業規模として98m程度の高さが必要」 第9回-②
  • 市と地権者で調整してきた案を大幅に上回る案が出れば「市としても行政指導を行う」 第1回-①

2. 事業費と市の補助金

出た意見

  • 事業費572億円のうち補助金が180億円なら、残りは地権者が出すのか 第1回-①
  • 資材の高騰などで事業費が上がったらどうするのか 第6回-②
  • 工事費の高騰で再開発が中止になる例があるが、北千里はどうなるのか 第9回-①
  • 「90億円もの税金投入は妥当なのか」 第9回-①

市・準備組合の説明

  • 残りは保留床を売ったお金で賄う 第1回-①
  • 工事費を下げる工夫、床を高く売る工夫、再開発事業の補助制度などで対応する 第6回-②
  • 全国的に中止の例があり北千里も例外ではないが、そうならないよう進めたい 第9回-①
  • 「90億円の補助金の妥当性については、今後、市議会などでご判断いただくことになる」 第9回-①

90億円は、2022年7月の市の政策会議の資料で、補助金等約180億円のうち市の負担分として想定された額です。

3. 工事中の買い物とお店

出た意見

  • 「再開発が完了するまでの約10年間、高齢者にとって重要な日常生活…の機能はどうなるのか。特にスーパーなどがどうなるか心配」 第9回-①
  • いまのテナントはいつから使えなくなるのか。工事中も営業できるのか 第9回-①

市・準備組合の説明

  • 「具体的な工事の順番はまだ決まっていない」。スーパーマーケットなど日常生活に必要な機能をできるだけ維持しながら、段階的に工事を進めることを検討している 第9回-①
  • 都市計画決定後すぐに既存の店舗を閉めるということではない 第9回-①
  • いつまで営業できるか、仮店舗で営業できるかは「まだ整理できていない」。都市計画決定後につくる事業計画の中で決まる 第9回-①

4. 交通・自転車・バリアフリー

出た意見

  • 伊丹空港のような、送り迎えの車の専用レーンを 第6回-①
  • 駐輪場は2か所程度に分けたほうが便利 第6回-①
  • 放置自転車をなくす対策を。シェアサイクルのポートも置いてほしい 第6回-①
  • 駐車場の数など、車が渋滞しないように 第6回-①
  • 駅前広場を北側に移したときの、改札との高低差やバリアフリーはどうするのか 第9回-②

市・準備組合の説明

  • 来た車が各方向へスムーズに出られるよう、駐車場の出入口を2か所に設定するなどの交通対策を考えている 第6回-①
  • 放置自転車や送迎の専用レーンは、必要な台数や道路の関係について警察・道路管理者などと検討・協議していきたい 第6回-①
  • いまは基本設計の前で、詳細設計の段階で改札との高さの関係を精査し、バリアフリーにも配慮して検討する 第9回-②

5. 公益施設・広場と、世代

出た意見

  • 学生が立ち寄りたくなるまちに 第6回-①
  • 大学生と小学生が一緒に遊べるスポーツ施設があっても面白い 第6回-①
  • 屋上の広場が多く、高齢者には使いにくくならないか 第6回-②
  • 室内では、自習室、楽器の練習や発表ができる防音スペース、スポーツ、ミニシアター、宿泊施設などがほしい 第7回
  • 「次世代・子育て」だけでなく、高齢者が住みやすいまちという視点も必要 第9回-①

市・準備組合の説明

  • 再開発の中で整備する公益施設は、コミュニティセンターを想定 第6回-②
  • 屋上の広場へは、エレベーターやエスカレーターでバリアフリーの動線を確保する 第6回-②
  • 第7回・第8回の意見は、駅前に整備予定の公益施設の検討に使っている 第9回-②の回答
  • 多様な世代が集い交流できることが、子育てしやすく高齢の方にも住みやすいまちにつながる。歩いて日常生活のおおむねができることが大事 第9回-①

6. 学校

出た意見

  • 住戸が増えれば子育て世帯も増える。校区はどこになるのか、学校の受け入れは大丈夫か 第6回-①

市・準備組合の説明

  • 所在地が古江台なので、校区は古江台小学校になると思う。教育委員会に随時情報を共有する 第6回-①
  • 人口増による学校の問題は、教育委員会と情報を共有し、対応を検討する 第9回-①

7. 進め方と情報の出し方

出た意見

  • 回数を先に決めているのは「やらせではないのか」と感じる。回数は考え直してほしい 第1回-①
  • 子どもを連れて参加するのは難しい。子どもがいる家庭の意見はどう集めるのか 第1回-①
  • 子育て中の人がオンラインで参加できるとよい 第1回-①
  • 景観についての説明やパース、日影のシミュレーションがない 第6回-②
  • 「ワークショップも良いが、今まで何回もしているため、そろそろ具体的に前に進めてほしい」 第7回
  • 行政との対話だけでなく住民同士が話し合う場を。若い世代の意見をもっと 第9回-②
  • 資料に専門用語が多く、分かりにくい 第9回-②

市・準備組合の説明

  • 参加できない人は、市のホームページなどを見て、「市民の声」やメールなどで個別に意見を出せる 第1回-①
  • 景観はこれから建物の設計を詰める中で具体的なデザインも含めて整理し、日影など周辺への影響は検証して改めて説明する 第6回-②
  • 今後の意見交換会でワークショップ形式を取り入れるなど、住民が対話できる場を検討する。わかりやすい資料づくりに努める 第9回-②

出典:第1回-① 議事概要、第6回-① 議事概要・質問への回答、第6回-② 議事概要、ニュースレターVol.7(第7回の意見・ふりかえりの抜粋)、第9回-① 議事概要、第9回-② 議事概要・質問への回答、2026年5月25日 都市計画審議会 当日説明資料(第9回の意見の要約)、令和4年度第1回政策会議の資料(90億円)。議事概要の回答は、市と準備組合のどちらが答えたかを書き分けていないものがあるため、まとめて「市・準備組合の説明」としています。

意見はどう扱われてきたか

市は、第5回までの意見とカットパースを準備組合と共有し、「事業計画に多く反映いただけるように働きかけてまいりました」と説明しています(2024年11月の都市計画審議会)。第9回のあとの回答では、第3〜5回の意見やカットパースをふまえて準備組合がつくった計画の概要案をもとに都市計画の手続きを進めていること、第7回・第8回の意見を駅前に整備予定の公益施設の検討に使っていることを示しました。

一方、意見を受けて計画のどこを変えたのかを一覧にした資料は、市の意見交換会のページには載っていません(2026年9月26日確認)。市は2024年6月の案を「準備組合による検討案」、2025年5月の提案書を「施設規模等を見直した計画」と説明しています。

地域の受け止めについての市の認識は、次のように述べられています。

出典:2024年11月18日 都市計画審議会 会議録、第9回-② 質問への回答、2026年1月30日 報告資料・会議録、2026年3月9日 予算常任委員会 建設環境分科会の答弁、2026年5月25日 都市計画審議会 会議録。

これからの意見交換会と、意見の出し方

市は2026年5月25日の都市計画審議会で、都市計画の説明会とは別に、まちづくり意見交換会を「今後もやっていく」と述べ、都市計画決定のあとに進む事業計画の検討に合わせて、住民に改めて説明する機会を設けるとしています。2026年9月26日時点で、次の日程は市のページに載っていません。

これまでの開催は、市報と市のホームページのほか、阪急北千里駅前へのチラシの掲示や、近くの自治会・市民ホール・まちなかリビング北千里などへの配布で知らされてきました(2024年6月の回答)。市は2026年3月、周辺の小学校・中学校へのチラシの配布や、北千里高校の探究の授業の支援も行っていると答弁しています。

参加できない場合、市は、市のホームページの「市民の声」やメールなどで個別に意見を出せると答えています(第1回-①)。自治会などでまとめた意見は、都市計画部 計画調整室にできるだけ早く出すよう案内しています(第6回-②)。

出典:2026年5月25日 都市計画審議会 会議録、2026年3月9日 予算常任委員会 建設環境分科会の答弁(評価書案の意見交換会)・同(周知の方法)、2026年5月25日 当日説明資料(今後のスケジュール)、第6回-② 質問への回答、第1回-① 議事概要、第6回-② 議事概要。

にしおか友和の考え

ここからは、にしおか友和本人の意見です。意見交換会で出た意見や市の説明とは分けて載せています。

議会でのやりとりと市の答弁は「議会での議論」のページに、これまでの経過は「年表」のページにまとめています。

出典:吹田市議会 会議録(2025年12月5日、2026年2月27日)

よくある質問

北千里駅前まちづくり意見交換会は何回開かれましたか?
第9回(2026年3月)まで、計12回です。第1回・第6回・第9回は同じ内容を2日に分けて開いたので、回の番号は第9回まででも、開いた回数は12回になります。市の「第9回まで(全12回)開催」はこの開いた回数のことで、今後の予定の回数ではありません。
のべ何人が参加しましたか?
市が公表している累計は「延べ426名」で、これは第8回まで(10回)の合計です。第9回の2日間(41人と25人)を加えると492人になりますが、これは市の各回の人数を足した計算で、市が公表した数字ではありません。のべ人数なので、何回も参加した人は重ねて数えています。
次の意見交換会はいつですか?
2026年9月26日時点で、次の日程は市のページに載っていません。市は2026年5月25日の都市計画審議会で、意見交換会を今後も続けると説明しています。これまでの回は市報や市のホームページ、駅前などのチラシで知らされ、第9回は事前申込制(各回先着100名)でした。
意見交換会に行けない場合、意見はどう伝えればよいですか?
市は第1回で、参加できない人は市のホームページなどを見て、「市民の声」やメールなどで個別に意見を出せると答えています。自治会などでまとめた意見は、吹田市 都市計画部 計画調整室に出すよう案内しています(第6回)。都市計画の法定の手続きでは、案の縦覧の期間に意見書を出すこともできます。

市の問い合わせ先

吹田市 都市計画部 計画調整室
市街地再開発事業担当06-6318-6369

吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」のページに載っている問い合わせ先です(2026年9月26日確認)。番号をタップすると電話をかけられます。担当がわからないときは、吹田市役所の代表電話(06-6384-1231)へ。

出典

  1. 吹田市「北千里駅前まちづくり意見交換会」(各回の日時・参加者数・説明資料・議事概要・質問への回答・意見一覧・ニュースレター) (2026年5月26日更新)
  2. 吹田市「北千里駅前の再整備」 (2026年5月26日更新)
  3. 令和7年度第2回吹田市都市計画審議会(報告資料・会議録) (2026年1月30日開催)
  4. 令和8年度第1回吹田市都市計画審議会(当日説明資料・会議録) (2026年5月25日開催。ページ2026年6月24日更新)
  5. 令和6年度第1回吹田市都市計画審議会(会議録) (2024年11月18日開催)
  6. 提案書意見交換会の開催結果・再提出された提案書意見交換会の開催結果 (2023年7月19日・2025年7月31日更新)
  7. 吹田市「令和4年度第1回政策会議」 (2022年7月19日開催)
  8. 吹田市議会 会議録 (2025年12月5日・2026年2月27日・3月2日 本会議、2026年3月9日 予算常任委員会 建設環境分科会)

いずれも2026年9月26日に内容を確かめました。市の資料にある写真・カットパース・図は、著作権の関係でこのページには載せていません。見るときは出典のリンクから市の資料を開いてください。

にしおか友和
このページを書いた人:にしおか友和(西岡 友和)

吹田市議会議員(立憲民主党・2期目)。1974年吹田市生まれ、藤白台在住、3児の父。NTTグループで約20年ICTコンサルタントを務めたのち2019年初当選。市の公式資料と議会の答弁をもとに、暮らしの疑問に答えるページをつくっています。

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